断水や停電になると、リモコンタイプのタンクレスのトイレは流せなくなってしまいます。
それでも諦める必要はありません。
この記事では、そんなときでも流す方法について紹介していきます。
目次
【動画】停電時のトイレの流し方|マンションのタンクレスは要注意?
断水や停電になって、リモコンで流せないときは、バケツ等に水をくみ、直接便器内へ流すことで、便器洗浄が可能です。
- 便座・便ふたを上げる
- バケツに6~8L程度(1杯分)の水を汲む
- 便器ボウル面の中心めがけて一気に流し込む
- さらに静かに3~4Lの水を流す
LIXILのYou Tubeチャンネルでは、このような動画もありました。
流し込むときのポイントとしては、このようなことがあります。
- 排水配管が破損していないかを確認
- 水が飛び散ってもいいようにトイレの周りに新聞などを敷く
- 排水管の途中に汚物が停滞しないよう、2~3回に一度は、多めの水(10~12L)を流す
このようなポイントを抑えて、先程の動画のようなやり方で汚物を流すことができます。
ですが、災害のなかでも地震によってこのような状況になっている場合、マンションに住まわれている方は、特に注意すべきポイントがあるようです。
マンションは地震で排水配管が損傷しやすい?下の階に水漏れ?
先程ご紹介した注意点のうちの、排水配管の破損チェックについて、マンションにお住まいの方は、特に注意が必要となります。
もし排水配管が破損していて、先程のような行動を取ると、場合によっては下の階に水漏れしてしまう可能性があります。
大雨や台風などでの停電時は大丈夫である可能性は高いですが、マンションにお住まいの方は特に注意が必要です。
とは言え、排水配管が損傷しているか否かについては、何とも判断しにくところだと思います。
そうなると結果的には、このようなものを常備しておくのが安全かもしれません。
災害時はトイレは使わずに防災簡易トイレがベター?
排水配管がどのような状態なのか分からない、判断できないという方も多くいらっしゃるかと思います。
そういう方は、市販の防災用の簡易トイレをご使用されるがよいかと思います。
100均でも売られていますが、まとめ買いしたほうが実はお安い?なんてこともあるので、こちらのようなものもオススメです。
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【動画】停電時のトイレの流し方|マンションのタンクレスは要注意?|まとめ
断水や停電になると、タンクレスのトイレは、リモコンで流せなくなってしまいますが、バケツに水を汲んで流すことができます。
そのときに注意すべき点がいくつかありますが、特にマンションにお住まいの方は、排水配管が損傷していないかとしっかりと確認する必要があります。
その確認を怠ってしまうと、下の階に水漏れしてしまうこともあるようです。
しかし、排水配管が損傷しているかの判断は難しいところがあるので、災害に備えて簡易トイレを常備しておくほうが無難かもしれません。
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