これまでもあったかと思いますが、当然会社に入ってからも、嫌いなタイプに遭遇することになります。
ただ、これまでと違うのは、そのようなことがあったときに、回避できない状況が多いということです。日常生活では、嫌いなタイプの人とは付き合わないようにすればいいだけであったものが、会社に入るとそうはいかず、付き合いを続けなければいけないことが往々してあります。
今回は社内で嫌いなタイプが現れたときに、気持ちが和らぐようなマインドセットを持ち方について紹介していきます!
社内で嫌いな上司・先輩が現れたとき
この対処法はかなり難しいですよね。
以前、このように言う上司がいました。「上司は部下を選べない」と。まあその通りなんですが、逆に言えば「部下も上司を選べない」んですよね。そのセクションにおけるメンバー間の相性なんてものを会社は考えておらず、個々が持つ能力を踏まえて配属先を決定している。と、いうことも実際には少なく、単純に欠員が出たから補充するみたいな感覚で、人事を決めていることのほうが多く感じます。
それはそれとして、人事はマッチングサービスとは全然違って、あくまで会社の都合で人を動かしているため、性格的なことが問題で衝突が起きて当たり前な状況です。ここが重要で、当たり前なんです。
上司も先輩も同じ人間ではありますが、性格やタイプなど違っていて当然なわけなのです。そういうなかで、好きなタイプであって欲しいと願い、それが叶うということは、ごく稀であるということを理解しておくといいです。
また、嫌いなタイプだと思ったときこそ、可能な限りポジティブなコミュニケーションを取るといいと経験上感じます。
仕事であろうが、プライベートであろうが、嫌いだと思っていたけど、喋ってみると意外とそうではなかったという経験ありません?
表層的なことから判断してしまって、人間性を理解する前に嫌いになっていることもあるかと思います。嫌いなタイプこそ、相手を知り、相手の嫌いなところだけじゃなく、少しでも良いところを見つけて評価すると、嫌いな上司・先輩とも良い付き合いができるかと思います。
社内で嫌いな後輩が現れたとき
せっかくなので、嫌いな後輩が現れたというときの処方箋も紹介いたします。これをクリアするのは簡単そうで、簡単ではありません。
会社には、いろんな世代がいます。バブル世代、ジェネレーションX、ミレニアルとで、それぞれ仕事に対する価値観が異なります。
そんな状況では、たとえ上司であっても、部下への説明は難しくなります。価値観の違いは、使う言語が違うほどのレベルがあると個人的には思っています。世代が違えば、受け止め方が異なる。
また、今の社会では、ちょっとしたことでハラスメント扱いされ、部下を説得するということのハードルが相当上がっており、マネージメントがより一層難しくなっていることも感じます。
では、コントロールが難しい、嫌いな後輩・部下が現れたときどうするのがいいかと言うと、相手を支配しようとする気持ちを捨てるということです。
ストレスの原因は、自分はこう考えているのに、なんで部下・後輩は同じように考えて行動をしてくれないんだ!という思考のすれ違いによるものが多いと思います。
自分の思う通りにいかないとき、どうしてもそれに嵌めようと行動していませんか?
先ほど触れましたが、人間性は違っていて当たり前です。ですので、上司とか部下とかということは関係なく、相手を尊重する気持ちが重要かと思います。上司だから、自分の考え方を押し付けていいということはないのです。
それでは、まとめましょう!
会社で嫌いな相手が現れたときに役立つマインドセットまとめ
上司も部下も関係なく、相手を知り、相手を尊重することが必要
上司であろうが、部下であろうが、表層的なことで人を判断するのではなく、しっかりと相手を知ることが必要かと思います。そして、自分の価値観を押し付けるのではなく、相手の価値観も尊重するというスタンスを持つことで、相手を支配しようとするマインドを捨てると、コミュニケーションが円滑になることもあるかと思います。
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