2020年4月1日、安倍晋三首相は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、布マスクを全世帯に2枚配る方針を示しました。
各国が金銭的な補償をするのに対して、日本はマスク2枚を配布するという展開となっており、多くの方が拒否反応を示しています。
目次
新型コロナウイルス感染拡大防止策でマスク2枚を全戸配布へ
ヤフーニュースではこのように伝えています。
新型コロナウイルスの感染拡大防止の一環で、安倍晋三首相が洗濯して繰り返し使える布マスクを5千万余りある全世帯に2枚ずつ配る方針を表明した。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-00000035-asahi-sctch
今更と感じる部分もありますが、非常に気になるのが、今回の対応に使うコストです。
限りある財源をマスク2枚に掛けるということですが、いったいこの全世帯へマスクを2枚送付するコストはいくらかかるのでしょうか。
布マスク2枚郵便料金コストはいくら?配布方法タウンプラスで約16億円?
現在の日本の世帯数は、平成31年1月1日現在の数字として、総務省のホームページに以下のような記載がありました。
○全国の世帯数は、5,852万7,117世帯で、
このうち日本人住民及び複数国籍の世帯数は5,699万6,515世帯、外国人住
民の世帯数は153万602世帯引用:https://www.soumu.go.jp/main_content/000633314.pdf
マスクを2枚封入して、全国の世帯へ郵便で届けるということが発表されています。
郵便局が展開するサービスにはいくつかありますが、今回の送付はそれぞれの個人情報が印字されたものが配布されるということではなく、タウンプラスというサービスを使うのではないかと考えられます。
ご指定いただいた地域の配達可能なすべての箇所に荷物をお届けするタウンプラス。
新規顧客獲得やエリアを絞ったアプローチに最適です。DMやチラシとは違うユニークな媒体として来店促進や販売促進にお役立てください。
引用:https://www.post.japanpost.jp/business/service/town_plus/index.html
宛名情報が一切要らないもので、会員情報を持っていない方でも、そのエリアに販売促進を行えるもので、新規顧客獲得のツールとして活用されています。
料金形態は以下のようになっています。
配達個数や形状、差出条件により異なる
27円~56円引用:https://www.japanmail.co.jp/townmail2
こちらのページに記載の最低価格は27円となっています。
タウンプラスで、マスク二枚を全世帯に届けた場合のコストは以下になります。
- 5,852万7,117世帯 ✕ @27.00 = ¥1,580,232,159
郵送料としてはMAXで約15.8億円ほどがかかるという計算になります。
ただ、郵便局としても、今回の対応は特別なものであるため、通常の最低料金よりも、もっと低い金額で対応するのではないかと考えられます。
しかし、タウンプラスは配布エリアを管轄する配達局まで持ち込む必要があります。
そのため、その物流コストを考えると、どれだけ膨れ上がるのかは分かりません。
他の国の対応はどういったものがあるのでしょうか。
新型コロナウイルス補償に海外の対応や反応は
新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するために、海外は日本よりもドラッティックな動きを取っています。
その関係から、経済は日本よりも打撃を受けている国も多く、そのため、それぞれの国は国民に対して、このような補償をされています。
- 韓国 所得下位70%の世帯を対象に最大100万ウォン(約9万円)
- アメリカ 大人1人に対して最大1200ドル(約13万円)、子供は500ドル(約5万5千円)
財源に限りがあると言えども、これらに比べると、なんだか情けない気持ちになっていきます。
マスクに掛ける一人あたりのコストは小さいかもしれませんが、布マスク二枚配布について、税金の使い道として、多くの方が納得いかないという声が多数聞こえてきます。
布マスク2枚いらない?郵便で全世帯配布にネットの声は
郵送料だけでも数十億円をドブに捨てる「布マスク2枚」の郵送。
これが安倍首相による発案であることに、布マスク2枚を賭けてもいい。「コロナは国民の敵」だという精神論を会見で語っていた人らしく、いかにも竹槍で戦闘機を落とそうとするやり方よ。
「裸の王様」政治は、いよいよ深刻な域に。
— 但馬問屋 (@wanpakuten) April 2, 2020
安倍昭恵はお気に入りのジャニタレを招待して1本何万円もするワインを飲みながらセレブ気取りで花見をしてるってのに、セッセと税金を納め続けて来た国民には「何の役にも立たない布マスク2枚配布」って、納税者をバカにするのもタイガイにしろ!この税金泥棒のバカップル!
— きっこ (@kikko_no_blog) April 1, 2020
アベ珍、遂に発狂しました。
世界の笑いものになる覚悟でしょう。
配布コストも税金。
その金は酸素マスクに、緊急医療体制、医療従事者に配れ。勿論マスクは約束通りに全国に普通に出回るんだろう?スガが何度も会見してるよね?自民党は嘘つきなのか?バカなのか?
— kappaーABEのいない平和な日本を・#ABEND (@aVuhO1C6fvZoA0L) April 1, 2020
予想もつかない安倍首相の行動です。最後に出た案が布マスク2枚配布。バカなりに後世に名を残したい。そこで出てきたのが、徳川綱吉の生類憐みの令と肩を並べる、まさに狂気の政策です。それでもマスク2枚を「よくやった」と評価している国民がいるんですから、この国はすでに病気に侵されています。
— 善川チャーリ (@GoodBye_Nuclear) April 1, 2020
布マスク1住所2枚配布わろた 何をどう考えたらそんな案が出て、しかも政府内の誰にも制止されず最後まで通るのか もうこの国はあかんわ バカの世界チャンピオンよの
— psalm (@psalm0909) April 1, 2020
全世帯に2枚のマスクって、うちだけで5人だぞ。バカなのか?あの男はバカなのか?そしてその配布にかかる経費な。バカなのか?あの男はバカなのか?
— しっぽ (@uzuratukune3) April 1, 2020
国がマスクを2枚くれるらしい、50億位つかって。。。バカなの?#マスク配布
— みや (@mmww47247278) April 2, 2020
布マスク二枚郵便送料はいくら?全世帯へタウンプラスで約16億円?|まとめ
2020年4月1日、安倍晋三首相は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、布マスクを全世帯に2枚配る方針を示しましたが、多くの方が拒否反応を示しています。
気になるコストは、マスク自体の価格は分かりませんが、郵送コストとしては、約16億円ほどかかる可能性があります。
物流のことを考えると、さらに膨れ上がる可能性もあります。
この布マスク二枚という判断は、のちにどのような展開を見せるのでしょうか。
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