住野よるさんの『君の膵臓をたべたい』がデビュー作でありながら、2016年の本屋大賞で第二位となり、2017年7月28日に映画が公開されました。
涙なしで見られない『君の膵臓をたべたい』に多くのひとが感動の声を寄せています。
この記事では、浜辺美波さん演じるヒロイン・山内桜良がどんな病気を患っていたのかについてご紹介していきます。
目次
君の膵臓をたべたい|桜良の病名は何?病気の王様?
北村匠海さん演じる主人公「僕」こと志賀春樹が、病院で偶然拾った「共病文庫」というタイトルの文庫本。
「共病文庫」には浜辺美波さん演じる山内桜良が綴っていた秘密の日記帳だった。
2003.11.29
今日から共病文庫と名付けたこれに、日々の
思いを書いていこうと思う。
家族以外、誰にも秘密だけど、私は
あと数年で死んじゃう。私がかかった病気は
膵臓の病気。ちょっと前まで判明した時には
ほとんどの人がすぐに死んじゃう病気の王様
だった。
中学3年生の冬。病気のことを知らされた。
泣いて暴れて、家族に八つ当たりした。
お父さん、お母さん、ごめんなさい。
大好きなのに ごめんなさい。
そこには彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記され、「僕」はその本の中身を覗いたことにより、身内以外でただ一人、山内桜良の病気を知る人物となり、二人のストーリーが始まる。
「共病文庫」にはただ
とだけ記載があり、その後も明確な病名が劇中で言われることはありません。
いったい山内桜良の膵臓は何という病気に侵されているのでしょうか。
君の膵臓をたべたい|桜良の病気は膵臓がん?架空のもの?
「共病文庫」には、病気のことについて以下のように触れています。
- あと数年で死んじゃう
- ほとんどの人がすぐに死んじゃう病気の王様
小説ではこのようなことも書かれています。
「リュックの中には、数本の注射器と、見たこともない量の錠剤、使用法の分からない検査機器」
いったいどんな病気なのか、膵臓の疾患にはこのようなものがあります。
- 膵臓がん
- 膵炎
- 膵のう胞
これらのなかで、「共病文庫」で山内桜良が記載していた内容を照らし合わせると「膵臓がん」ということが可能性としては高そうです。
ただ、いろいろと検索をしていくと、作者である住野よるさんがこのようなことをTwitterに投稿していたという情報もありました。
こんな時間に改めて言うことでもないんですが、桜良の病気は架空の病気です。
山内桜良のの病気は架空だということのようですが、状況を考えると「膵臓がん」の疑いはあるように感じます。
実際、「膵臓がん」は若年層が罹ってしまうのは、非常に低い確率のようです。
それだけ激レアな巡り合わせであることも、どこかドラマチックさを生むような気もしますね。
『君の膵臓をたべたい』ネットの声
君の膵臓をたべたいのヒロインがなんであそこまで陰キャにウザ絡みしてたのか理解できずにいたが、実はあたまの病気だったと解釈したら腑に落ちたので俺の解釈はそれで行こうと思った
— ししのんナノディス (@sisinonmkII) August 19, 2020
君の膵臓をたべたい
この映画は、自分の中で一番最高の映画だと思いました。
この映画から人は病気であろうがなかろうが、いずれは死ぬ。だからこそ、今この瞬間を大切に生きるべき。明日もしかしたら死ぬかもしれないのだから、、— 神野渓 (@fC4LJD4mzsT7A9T) August 15, 2020
「君の膵臓をたべたい」の映画では、主演女優の浜辺美波さんが、透明感溢れる演技をして素敵だ。この映画も難病が背景となっており、その頃の僕はやはり病気と向かい合うするというテーマに関心が向いたのかもしれない。
— 隠居じじいJIN (@karajin228) June 27, 2020
【君の膵臓をたべたい】
住野よるさんの作品で1番好きな作品です。
私は中1の時に病気がわかった時に生きてる意味が分からなくなってしまった時に支えられた本です。
何度読んでも泣けます。— ほの (@kiyoyo0414) June 19, 2020
例の女の子と「君の膵臓をたべたい」を見た
俺らとは違う状況、違う病気やけどやっぱ重ねてしまう部分があって
これからする事も似てて
もし亡くなった後俺はどうなるんやろって考えてしまった相手を死ぬまで楽しませたいな
— 黒柳徹子 (@RokuronoKuro) June 18, 2020
『君の膵臓をたべたい』病名は何?桜良の病気の名前はガン?|まとめ
『君の膵臓をたべたい』の浜辺美波さん演じるヒロイン・山内桜良がどんな病気を患っていたのかについてご紹介していきました。
劇中では病名が明確に言われてはいませんが、「共病文庫」に書かれたことを考えると膵臓がんである可能性が高いようですね。
しかし、病名よりもやはり山内桜良のラストが衝撃的過ぎですよね…
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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