配属されるセクションにもよりますが、企業に入ると決まったルーティーン業務以外にも、今ある問題を解消するためのものや、成長するために必要な企画を求められることがあります。
当然、社歴の長い年長者が仕切ることが多いとは思いますが、今後社内で活躍していきたいと考えるのであれば、そんなときでも必ず自分の意見をまとめて、提案することが必要となります。
今回は、新社会人ミレニアルがプレゼンの際に気をつけたいことをご紹介していきます!
プレゼンは完璧さよりも、仲間作り
自分の評価を上げるべく、提案に向けてじっくりと考え、綺麗にまとめてから提案をしていきたいと考えがちです。全然間違いではないですが、他にもいい方法があります。
どこまでいっても完璧というものはないものです。だからと言って、手を抜くということではなくて、1人だけで考えて仕上げるよりも、他の関係者を巻き込みながら提案をまとめるというのがオススメです。
関係者というのは、社内であれば上司であり、社外であればお客様であり、関係者を巻き込むことで、企画の重みがかなり変わります。
それはどうしてでしょうか。経験があるかと思いますが、ほとんどの人は自分が関わったものを好きになったり、評価をするものです。日常生活で言えば、料理がそれに近いものだと思います。自分で作った料理は美味しく感じませんか。
企画も同じで、一緒に企画を考える仲間を増やし、気に入ってくれる人を増やせば、その分だけ成功へと近づきます。
そもそも濃いオリエンを行っていたとしても、人の真意というのは多少のすれ違いがあるものです。そのため、100%に仕上げるよりも、6割程度までは自力ががんばり、それを共有していくほうが、方向を謝っていた場合も、方向転換しやすいというのもメリットとして挙げられます。
勝っても、負けても、その要因をヒヤリング
先ほどのように企画を通す仲間を増やしていけば、成功へと近づけますが、提案が採用されるまでには、いろんなハードルがあります。
自分の上司には更にその上司がいて、お客様の場合でも、担当者の上司がいます。そのボスたちを納得させる必要があり、そこがかなり難しく、また、正解がなかなか見えてこないものです。
上司の方たちは、年配の方であることが多く、そのような人たちは年次も長く、経験も多いため、これまでの前例に引っ張られる傾向があります。
そうなると、前例に近いほうが気に入ってもらえたとしても、それは意味のあるものにはなりにくいし、かと言って遠い提案をすると、前例がないことに怯え、なかなか判断をしてもらえず、結果的にマイナーチェンジとなって、何のための企画を求められたんだっけ?ということも多くなります。
もちろん人間性によるところが多く、チャレンジングな人なのか、保守的な人なのかにもよるので、決定権者の情報を収集しておくことが重要となります。
また、立場の違いから、担当者とは視点の角度や高さが違い、担当レベルでは意味のあるものであっても、経営的に見ればそうではないということもあります。
提案はそれぞれの立場で感じ方は異なるものであるので、どれだけ仲間を増やして、どれだけ自信のある提案をしたとしても、不採用になることはあるものです。
しかし、不採用になったとしても、それに抵抗し続けるのではなく、どこがダメだったのか敗因をヒヤリングをしておくことが、次に向けて重要となります。ここをおざなりにする人は、負け続けてしまう可能性が高いかもしれません。
それでは、まとめましょう!
勝ち続けるプレゼンのコツのまとめ
プレゼンは仲間作りが重要で、勝っても負けてもその要因をヒヤリングしよう!
当然、自分のできる範囲で頭を使って考え抜くことが前提で、それを完璧に仕上げる前に、自分の考えを関係者に共有しよう。そして、提案が勝っても負けても、なぜそうなったかの要因をヒヤリングすることで、次回以降の成功も見えてくるはずです!
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