人には、みんなに知って欲しいこともあれば、逆に知られたくないこともあるかと思います。
それは、プライベートと同じようにビジネスを進めるなかでも、同じように出てくることになります。
年配の方たちがよく言うキーワードに「報連相(ほうれんそう)」というものがあります。
今回はその「報告」「連絡」「相談」にまつわるミレニアルと年配の方たちとの価値観の違いから生じる問題について紹介していきます!
失敗の報告こそ、早いタイミングで
仕事を進めるうえで、報告というのは非常に重要となります。
クラウド名刺管理のCMで言われている「それ早く言ってよ〜〜」というのは、あるあるです。あれはかなりデフォルメしているし、部下から上司へのケースなので、あの程度で収まっていますが、上司から部下の場合は、あんな感じでは収まりません。基本、怒られます。
なんでもそうだと思いますが、情報には鮮度というのがあって、そのタイミング次第で、ことの結果が変わります。そのため、自分が仕入れた情報はとにかく早く上司にアウトプットするということが大切になります。
入社まもない頃は、まだビジネススキルが高いわけではありません。そのため、上司に頼らざるを得ないことがたくさんあるはずです。情報を取ったら、とりあえず何でも上司に報告するというスタイルでもいいと思います。人によっては、そんなことは報告する必要がないと言ってくる人もいるかもしれませんが、そんな人はごく少数で、報告をクセ付けておくことで損することはないと思います。
報告には、良い報告もあれば、悪い報告もあるかと思います。
ここで気をつけたいのが、悪い報告です。良い報告というのは、早く言いたいという気持ちが先立つもので、自発的に言うのはクセ付ける必要もなく、人間であればほとんどの人が意識することなくできるかと思います。
難しいのが悪い報告です。
これは日常でもあるかと思います。やはり、誰でも悪い報告というのは、できればしたくないもの。でも、言わなくても分かっているかと思いますが、そのようなことは、言えずにいる期間が長くなればなるほど、雪だるま式にその傷は深くなり、早く言っておけば良かったということになります。
そもそも悪い報告を受付にくくする上司にも問題がありますが、最近ではメディアでパワハラ問題が報道されることが多くなったこともあって、問題が起きたときに大声で叱責するような方は非常に少なくなったと思います。
なので、報告をしても、罵倒されるようなことはないので、傷が深まって、取り返しがつかなくなる前に、報告ができるクセ付けができているといいと思います。
メールでの遅刻、欠勤連絡は回避しましょう
「報連相(ほうれんそう)」にまつわる「連絡」の話になりますが、
本当に体調が悪ければ、相手が出やすい時間帯に電話をするということを気にかける余裕はないので、そうなると事実を伝える方法としては、メールやメッセージが良い。というか、そうさせてくれという状況ですよね。
でも、年配の方たち、どんな状況であれ、遅刻や欠勤の連絡は電話でしてくるものであると認識している傾向があります。
そもそも年配の方たちは、カゼなどを引いても、這ってでも通勤するという行動を取っていたようなお話を聞きます。
そのため、遅刻や欠勤をするということ自体が良しとはされておらず、ましてやその連絡をメールやメッセージで済ませるということは評価を下げることにつながります。
体調が優れていなく、自分のペースで睡眠を取ることが回復には一番良いとは思いますが、遅刻・欠勤は自分の評価を下げないためと思って、電話をするのがベターです。
どうしてもの場合は、相手が出にくい時間帯に数回電話をして、着信履歴を残したうえでメール・メッセージなら問題ないと思います。
それでは、まとめます!
わかりやすいリアルな報告の仕方のまとめ
報告のクセ付けをして、できるだけ早くリアルに
ネガティブな報告こそ、リアルな体温を感じやすい方法で、スピーディに行うのがベターです。メール・メッセージというのは、エビデンスも残るし、状況を選ばず簡単にコミュケーション取れるというメリットはありますが、できるだけ電話を使えると評価を下げずに済むかと思います。
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