子育ての悩みを解消することで、ビジネスシーンでも生きてくる3つのこと

今日は自分の子どもの誕生日なので、子育ての話題を紹介させてください。

新社会人ミレニアルのみなさんには、子どもを育てるということはまだまだ遠く実感のない話の方が多いとは思いますが、僕は子育てから多くのことを学んでいます。

人の思考が多様化し、そもそも結婚ということ自体に疑問を持つ人が増え、子どもを育てる人が減少しているのは、目にするニュースからだけでなく、日常生活からも感じます。

結婚という仕組み自体が現代にマッチしているのかみたいな議論もたまに聞きますが、僕自身思うのは、今こうして家族で過ごすことができていて、ものすごく幸せだということです。

正直、ひとりで生きていくよりも、自分のためだけに使えるお金や時間も減るわけですが、僕にとっては非常に意味のあることで、子育てを通して、幸せを感じながら、多くのものを得られています。

今日は子育てで得られたもののなかから、今後みなさんがマネージャーになったときに生きてくる3つのポイントを紹介していきます。

相手の立場を考えて思考する能力が高まる

子どもは当然ながら、ひとりの人間です。

個人として意志を持ち、その意志に基づいた行動を取ります。ここまでは、企業で部下を持つことと、なんら変わりはないのですが、子どもは大人と違い、行動をなかなか制御することができません

そもそも子どもを制御するという行為は、子どもの可能性を狭める行為と同義なので、僕は出来る限り、子どもの思うように行動させてあげれるよう心がけています。

当然大人になれば、他人の言っていることに耳を貸しますが、子どもの多くは幼児期においては、なかなか話を聞いてくれません。

特に、まだ言葉が分からない時期においては、コミュニケーションというは非常に難しい。こちらの言葉の意味も分からなければ、相手が喋ることができず、こちらに思いを伝える方法としては、怒る、泣く、叫ぶなど感情を表現した行動がメインとなります。

その行動から、この子は僕に何を伝えたいんだろうと考えさせ、いろんな手を尽くします。これが日々続くわけなので、自然と相手の立場になって物事を考えるクセみたいなものが付きます。

これはビジネスパーソンとしては、非常に重要なことです。

職種によっても重要度は変わりますが、基本的に仕事は組織に属そうが、フリーランスでやろうが、ほとんどのケースで人を介したり、チームとして取り組むことが多くなります

自分自身の考えを持つということは非常に大事なことではありますが、同時に他人はどう考えているのか、そして何故そのように考えるという分解をすることが、業務を遂行する上では必要なことになります。

子どもはロジカルに物事を捉えていることは少ないので、そんなコントールが全く不可能な状況の経験値を高めることで、自然と相手の立場に立って考える複眼的思考を成長させることにもつなげることできます。

ひとの強みを探す能力が高まる

たまに「自分のことは、自分が一番よく分かっている。」と言う人がいますが、これは誤りだと思っています。意外と人は、自分の強みを理解していることは少なく、人に言われて初めて気づくことが往々にしてあると思います。

自分自身で自分のことを理解しようする行為は、生きていくなかで必要な行為であるのは間違いありませんが、客観視するということがどうしても弱くなってしまうので、自分が導き出した答えが必ずしも正解ではありません

なので、子育てにおいて親は、子どもの持つ強みを発見してあげるということが必要となります。強みを探すためには、経験が必要で、経験にはまず、何事も挑戦するということが必要になり、それには自発的に挑戦しようと思うマインドセットに向かわせる必要があります。

挑戦したものの中から、向いていないものや続けられないものが出てきて、最終的に残ったものの中から強みが見つかります。親は、こういったこと日々やるので、人の良いところや、強みなどを見つける能力が高まると思います。

自分の改めるべきポイントを知ることができる

子どもは本当にいろんな行動を取ります。

本能のままに生きているんだなと日々感じます。今、目の前にあることに没頭することができていて、これはこれで、大人が見習うことでもあると思ったりすることがあります。

大人になればなるほど経験値が増えるとともに、これまでの経験に置き換えて予測をしてしまうクセがついてしまう。そうすると、やる前からネガティブな思考になり、挑戦するということが減ってしまっているなと気づかされる。

子どもと接することで、凝り固まってしまった思考をほぐすことにも繋がりますし、子どもが何か人に迷惑をかける行為をしたときなど、なぜそれが悪いことなのかを説明しながら、自分でもその指摘している悪いことをやってることがあるなと思うことがあります。

子どもとのコミュニケーションのなかで、自分の過ちに気かされ、潜在していたものが表に出てくることがあります。やはり、人にものを教える、見本になるという立場になると教わるものは多いなと思います。

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ばーしー

それでは、まとめましょう!

ビジネスシーンに生きる、子育てで得られる3つのことのまとめ

子どもから得るものは多く、マネージャーに必要な要素を学ぶことができる!

当たり前ですが、子どもは大人ではありません。経験が少なく、物事を理解していないことがほとんどですが、であるが故に親のほうが考えさせられることは多く、改めて気づくことや、発見できることもあります。子どもを育てることと、部下を育てることは全く同じではありませんが、共通項はあるかと思います。どちらにしても、自分ではない誰かの立場に立って物事を考えるということは、ビジネスだけでなく、生きていくうえではあって損することはないかと思います。

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