企業に入ると、気をつけるべきポイントがこれまでの生活とは異なってきます。
今までは普通に通用してきたことでも、それが原因でつまずいたり、衝突を生んだりすることもあります。
今回は、新社会人がついやってしまいそうで、気をつけたい仕事との向き合い方について紹介していきます!
知ったかぶりは後悔することも
これはやってしまいますね。特にプライドが高いタイプがやってしまいがちです。自分をより良く見せたいというスタンスは素晴らしいことだし、その気持ちは大事に育てていく必要があると思います。
知ったかぶりは言うまでもありませんが、知らないことを知っているかのように振る舞うことですが、場合によっては有効であることは確かです。
ですが、この知ったかぶり、実はかなりの高等テクニックで、トップセールスとかのレベルが使いこなせる技術であって、そうでもない人間にとっては、自らを追い込む結果となることもあります。
まだまだ経験が浅い人が知ったかぶりをすると、それは大概が相手にバレてます。これはそう思っておいてください。
ある意味ウソをつくということと同義でもあるんですが、やめたほうがいいと思います。知らない話を知ったかして、すぐに別の話に切り替えるとか、その話を回避できるスキルをいくつか習得してからにしましょう。
そして何よりフレッシュな新社会人というステージであるからこそ、「知らないから教えてください!」って自然に言える環境が整っています。逆に、経験を積めば積むほど「そんなことも知らないの?」ってなってしまい、そう言われたくないから、言えなくなって、というスパイラルに陥り、知らないままで気がついたら結構いい歳になってたなんてことも。
あと、誰でも自分を欲しがる人のことを好きになる傾向があります。「◯◯さん!知らないから教えてください!」と言ってくる部下や後輩のことをかわいがってくれるようになります。そして、そのうちその人はこう言います。
「あいつは俺が育てた」
笑。これは「いやいや違うし!」ということも往々としてあるわけなんですが、それは言わせておきましょう!
そう言う人がいればいるほど、自分の味方が増えるわけで、それは自分が出世したり、社内でプロジェクトを組む時など、確実に有効に作用します。フレッシュなうちは何でも聞けるチャンスです!うまくその時期を使っていきましょう!
異常なまでの自己主張は控えよう
これは難しいところで、自己主張をするということは就職活動中も散々気をつけてきたと思います。
就職活動中に接してきている企業の人というのは、ほとんどが人事部の人。営業とか製造とかサービスとか、実際にそのセクションの方が出てきて説明を受けたりすることもあったかと思います。いずれにしても、採用向けの人たちなわけです。
みなさんも「よそ行き」だったように、企業も「よそ行き」だったわけです。
もちろん就職活動中に出てきた人は実際に存在するし、同じような人もいます。そのあたりの人たちは、いい人材を取りたいという気持ちがあるので、自分の頭で考えれる優秀な人が大好きで、応援してくれます。
ですが、企業にはそのようなひとたちで溢れているというケースは、多くはありません。
自分の頭で考えて、その考えを主張するということは素晴らしいことで、それは続けていくべき。でも、それを嫌う人間もいるということを頭に入れておいたほうが良いと思います。
歳を取れば取るほど経験は多くなり、人間は過去の経験にかなり引っ張られている人は多い傾向があります。そういう相手に自己主張し過ぎると、衝突が生まれます。そうすると社内でも力関係というのが作用し、立場的に弱いあなたが損することにも繋がりかねません。
社会では当たり前なことが、必ずしも会社で当たり前というわけではありません。たとえ、どう考えても正しい主張なはずなのに、認められないということはある前提でいてください。そして、そのとき、衝突に労力をかけるのでなく、自分自身を高めることに繋がる違う何かに労力をかけましょう。
くどいようですが、自分の頭で考えて、自己主張するということは続けてください。でも、衝突が生まれたとき、そこにかける時間と労力がもったない。
自分の未来のために引き下がるという術を持つということも大事です。
それでは、まとめます!
入社したら気をつけたいことのまとめ
プライドを捨て、自分の目標・目的を見つめ直そう!
社内のひとたちをうまく自分の味方につけるということが、企業で生きていくうえでは大切になります。自分の納得がいかないことであっても、プライドだけで判断するのではなく、自分の目標を見つめ直してください。権力者を相手にするのは非常に大変だし、めちゃめちゃ疲れます。そのような時間と労力は、自分のスキルを高めることに使ったほうがいいかと思います!
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