残業の平均時間はどれくらい?元ハードワーカーが語る現代の残業問題

いや、最近、本当に時代の変化を、痛烈に感じております。

僕は、十数年前に今の会社に入社しましたが、当時は毎日15時間ぐらいは平気で働いていました。週に数回、17時間、18時間なんて日もありましたね。

これは今の時代には考えられないと個人的には感じています。

そんな働き方は当然「ブラック」と揶揄されてしまい、新たな人材を獲得するということは非常に難しい時代になりました。

今回は、残業に関することについて、いくつか紹介させていただきます。

平均残業時間が多い職種や業種は?

よくタイトルのような記事を拝見しますが、結局のところ、営業だから、SEだから、広告業界だから、製造業だからとかではなく、その会社がどのようなスタンスなのかということで決まっているかと感じます。

社風によるところが一番大きなところです。

業界によって違いはありますが、基本的には会社が対外的にどのようなイメージを与えたいのかが大きなポイントです。

冒頭にも言いましたが、今の時代に残業して当たり前で、むしろ残業からエンジン全開という企業スタイルでは、新たな人材を確保するというのが難しいです。

以前なら、会社内の情報というのは、なかなか外に出ることはありませんでしたが、今は就職・転職活動を助けてくれるツールが山ほどあります。そのため、そのようなツールを使えば、その会社がどのような社風なのかというのは、すぐにバレてしまうようになりました。

僕は営業職でありますが、本当に採用については、各社ご苦労されている印象が強くあります。

全く人が採用できないというわけではないのですが、優秀な人材が確保できないという悩みを多く聞きます。

そんな状況のなか、残業やって当たり前のような文化では、今の時代の若者の目を向けることは難しいはず。

企業文化や、社長の人となりをよく見れば、なんとなくの想定はできるかと思います。

そもそも残業はやるべき?やらないべき??

この問題はかなり複雑です。

社会的に働き方改革というのが注目されており、残業ということに対しても企業はかなり過敏になっていますが、評価という面においては、評価する側のタイプによって考え方が大きく違います。

「24時間働けますか?」というCMが流れても何も問題とならない時代を過ごしてきた人たちからすれば、この働き方改革というのは、生ぬるいと感じている人がいても、おかしくありません。

定時までにタスクを終わらせて帰る人間と、タスクを定時内で終わらせることができず残業する人間とでは、後者が評価されるということがまだまだあります。

前者は簡単な仕事をやっていると思われ、さらに仕事量が増えたり、そもそもヒマなやつみたいな見られ方をします。

業務効率性を見られるよりも、他の人よりも自分の時間を会社にどれだけ注いだかみたいなことを見ているんですよね、きっと。

残業はしないのも良く見られないし、していても良くみられないし、すごくさじ加減が難しいです。

ただ、残業しすぎも「がんばってるな」と感心される傾向もありますが、やはり今の時代においては、残業するとチームの長である管理職の責任を問われるので、やりすぎは逆に迷惑をかけてしまうことにも繋がります。

なので、定時プラス1~1.5時間ほどの残業をしながら様子を見るのが良いと思います。

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ばーしー

それでは、まとめましょう!

元ハードワーカーが語る現代社会の残業問題まとめ

企業文化を理解し、企業文化に則した残業スタイルを!

残業問題は企業文化によって、かなり考え方が異なってきます。夢を追い求めるような業界では、この現代の残業問題はかなり邪魔者であるケースもあるし、かと言って、そんな業界でもゆるくやりたい人がいるのに、長時間労働を強いられるということもあり、企業としては非常にナイーブな問題となっています。また、では残業を全くしないということで、周囲から良い目で見られないということもあったりします。残業問題は一概にこうだということは言えないもので、その企業にある文化をよく見て、その文化に合ったスタイルで働きましょう!

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