どんなことでも、成功もあれば、失敗もあるもの。
常に成功し続けるなんてことは無理で、必ず失敗があって、その失敗を積み上げるからこそ、ひとは勉強し、何がいけなかったのかを考え、成功へ近づいていく。
今回は、その失敗をしたときにやってしまいがちで、あまり良い印象を与えないことについて、気をつけるポイントを紹介していきましょう!
失敗を何かのせいにする
失敗というのは誰でもするもので「私、失敗しないので」なんていうのはドラマの世界だけの話。
耳にタコができるぐらい聞いてきたと思いますが「失敗は成功の基」ということわざの通りで、ひとは誰でも失敗して、成長する。どれだけ失敗があるかで、成功の数もおのずと変わる。
でも、ただ失敗して、また挑戦すれば成功するのかというと、それは違いますよね。失敗したあとの行動が重要なわけで、失敗した要因は何か、それをどうしたらクリアできるかを考え、実践してみる必要があります。
その失敗をした要因を考えたとき、いろんなケースがあるので一概には言えませんが、何かのせいにするという思考では、なかなか成功は近づいてこないことが多いと思います。
実際に、何か誰かに邪魔をされて、失敗をするなんてことも多々あるかと思いますが、そのときに「あいつのせいで」ということだけにフォーカスしてしまうと、それは第三者による影響で、運みたいな話になってしまう。そうすると、自分の努力以外の要因が失敗に繋がったということになり、がんばることの意味が薄れてしまう。
昔から「人事を尽くして天命を待つ」といことわざのように、最後は運みたいな感覚を持つ人は多いかもしれませんが、運を引き寄せるためには、ただ待っていればいいということではなく、「人事を尽くす」つまり自分の全力をかけて努力をすることが大事。その時点でやれること、考え得るケースを想定して準備をする。もし何かに邪魔をされたとしても、そのようなリスク回避をするプランを考えておく必要があったと考えれると、人は成長できるんじゃないかと思います。
言い訳ばかりをする
失敗をしたときに、なぜ失敗をしたのかを分析をすることは必要不可欠で、それは必ず成長につながるものなんですが、その時に気をつけたいのが、その失敗要因を並べて、第三者に伝えるときに、言い訳っぽく聞こえないようにしたほうが良いと思っています。
組織で働くということは、チームで動くということが基本であり、また、常に評価をされるということになります。
失敗は評価に悪影響を及ぼすということは、恐らくあまり無いと個人的には思います。当然、明らかにそれはダメだろという方法で、何回も何回も同じ失敗をすることは除きます。
挑戦をする人間というのは、周りから魅力的な人間に映るはずで、上司からの信頼も厚くなるものです。
ですので、失敗をしたということを報告をすることは恥じるものではありません。ただ、そのときに失敗した事実だけを伝えるのではなく、必ず失敗の要因と次回の対策を同時に報告することを心がけると良いです。そして、要因を伝える際は、言い訳と感じられないように伝えることが大事です。
前述の通り、失敗は悪いことではありません。成長に必要なものです。
自分を良く見せようとすると、自分のせいではないように言い訳を並べてしまうことってあるかと思います。これは言われている側はあまりいい気分にはなりません。失敗したときこそ、潔く報告するほうが良い関係を築いていけると思います。
それでは、まとめましょう!
仕事で失敗したときに気をつけたいことのまとめ
失敗は悪ではない。挑戦し続けるマインドを持とう!
失敗はできればしたくないし、報告もしたくない。でも失敗の分だけ挑戦があって、挑戦の分だけ成功があるはず。社会人生活にはエレベーターはありません。コツコツ挑戦して、実績を積み上げたものだけが生き残って、出世をしていきます。失敗をどんどんしていこう!
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